測量部の福井です。
梅雨が明けたはずなのに警報クラスの雨が降る日もあって困りますね。
今日は本業の境界杭の話を少々。
土地の境界を示す境界杭として一般的に認められているのはコンクリート杭、プラスチック杭、金属鋲、金属プレート板、刻印などがあります。
珍しいものとしては、土管杭もありますね。
ピースのある愛知県知多半島では古くから割とよく利用されていたようで、実際によく見ますし、地主さんに教えていただく事もあります。
常滑焼の土管を杭に見立てて境界として利用されています。実際に法務局に収めてある地積測量図にも境界杭の表示として「コンクリート杭」などと並んで「土管」と記されているものもあります。
この地域で仕事する際にはこの土管が杭かもしれないという目が必要かもしれません。
過去の測量成果やお互いの覚えとしての土管杭を否定するわけではありません。土管なので円形の中心で測りはしますが、正直どこが境界点かがわかりにくいですし
先々測る人によっても微妙に位置が変動してしまいます。
我々が確定測量をする際には、より分かりやすく明示するために、関係地主さんに立会いただいた上でコンクリート杭などに入替しています。
ご自身の土地にはどんな境界杭が使われていますか?そもそも認識されていますか?杭は入っているでしょうか?
気になった方はピースまでご相談ください。
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